年賀状が遅くなった時の一言の添え方。マナーや遅れた時はいつまでに出す?
年末、忙しくて年賀状を書くのが遅くなってしまった!
そんなとき何か一言添えたいけど…
親戚など目上の人に失礼にならない言葉って何だろう?
そんな文章を書き慣れていないので悩んでしまいますよね。
今回はそんな疑問にお答えします。
年賀状を出すのが遅くなってしまった時のマナーやいつまでに出さないとダメなのかについてもお話ししたいと思います。
意外と勘違いしちゃってることがあるかもしれませんよ。
年賀状が遅くなった時の一言。失礼にならない書き方とは?
年賀状を出すのが遅くなってしまったときは「新年のご挨拶が遅くなり大変失礼いたしました」と一言添えると相手に失礼になりません。
遅くなった理由は特に書く必要はないです。
「仕事が忙しくて」なんて書くとなんだか言い訳がましくなってしまいますし、「体調が悪くて」と書くと新年早々相手を心配させることになってしまいます。
もし理由を書くとしても「年末の慌ただしさにまぎれ」などぼかした書き方をするのがスマートです。
ただし遅くなったといっても、三が日までに年賀状を出せるのなら特にお詫びの一言は書かなくても大丈夫ですよ……
いや、書かないほうが無難かもしれません。
なぜかというとお詫びの一言にもちょっとしたリスクがあるからです。
年賀状が遅く届いたということは1か月も経てばすっかり忘れてしまいます。
問題はその年の年末。
相手から来た年賀状を見ながら年賀状の文面を考える人がいるんですね。(私です 笑)
そうすると「あー、この人遅れて届いたんだ…」とお詫びの一言を見てまた思い出してしまうんです。
それで翌年の年賀状がまた遅れて届いたらどう思いますか?
そう、だらしない人なんだなという印象がついてしまう可能性があるんです。
くれぐれも2年連続で遅れないように注意してくださいね。
年賀状のマナー 遅れた時はこうするのがベスト!
年賀状を遅れて出すときには気を付けなければならないマナーが2つあります。
まず一つ目は「元旦」や「元日」と書いてはいけないということ。
なぜかというと元旦は1月1日の午前中のことで、元日は1月1日のことを意味するからです。
年賀状のデザインの中にも元旦や元日という言葉が入ったものが多いので、選ぶ時もそういうものは避けたほうがいいですね。
元旦や元日の代わりに「新春」や「正月」という言葉を使いましょう。
2つ目は「早々の年賀状をありがとうございました」と書いてはいけないということ。
この文章丁寧でよさそうに見えますよね。
どこがダメかというと「早々の」というところです。
そもそも年賀状は1月1日に着くように出すのが当たり前だからです。
それなのに「早々の」なんて書いてしまうと「何を言ってるの、あんたが遅いだけだよ!」と悪い印象を与えてしまうことになってしまいます。
お礼を書きたいなら「年賀状をありがとうございました」と書きましょう。
年賀状 遅れた時はいつまでに出さないとダメなの?
年賀状を出すのが遅れたときはいつまでに出せばいいのかというと、1月4日~6日までというのが答えとなります。
なぜかというと年賀状は遅くとも1月7日の松の内までに届くように出さなければならないからです。
同じ市内に住んでいれば翌日届く可能性が高いですが、遠いと3日くらいかかるのでそこを考えて出さないといけないんですよね。
年賀状を出すのがギリギリになってしまったときは、ポストと窓口どちらに出した方が早く届くか気になりませんか?
意外と勘違いしてる人って多いです。
こちらの記事に詳しく書いているのでよかったら読んでみてください。
>>郵便局の本局とはどこ?ポストと窓口早く届くのは?回収時間の調べ方
7日に間に合わないときは寒中見舞いを出しましょう。
寒中見舞いも1月8日から立春(2月3日か4日)までと出せる日にちは決まっているので注意してくださいね。
寒中見舞いも間に合わないときは2月末までに余寒見舞いを出しましょう。
まとめ
よかれと思って書いてしまったことで相手の気を悪くしてしまうことがあります。
年賀状を遅れて出すときは相手に失礼にならないように気を付けましょうね。