引越しのガムテープ 布と紙ってどう使い分けたらいいの?
引っ越しの必需品でもあるガムテープ。布と紙があるけどどう使い分けたらいいかわかりますか?
意外と適当に使っちゃってる人って多いと思います。私も初めての引っ越しの時は、ガムテープのことはよくわからなくて、適当に使っていました。
そうしたら、うまく貼ることができなかったり、はがれてきちゃったりという失敗もありました。
そんなことにならないように、ガムテープの布と紙を上手に使い分けて引っ越しをスムーズに終わらせましょうね。
引越しのガムテープ 布と紙の違い
ガムテープの布と紙を使い分けるには、まず簡単に2つの違いを知っておきましょう。
布テープ
- 紙テープに比べて耐久性が高い
- 重ね貼りができる
- 手でもまっすぐ切ることができる
- マジックで文字を書くことができる
- 紙テープより重い
- 紙テープより値段が高い
紙テープ(クラフトテープ)
- 布テープに比べると耐久性は低い
- 重ね貼りはできない
- 手でまっすぐに切ることは難しい
- マジックのインクをはじいてしまうので文字を書くことはできない
- 布テープより軽い
- 布テープより値段が安い
引越しのガムテープ 布と紙はどうやって使い分ける?
結論から言うと、ほとんどの作業は紙のガムテープだけで大丈夫です。比べてみると断然、布のガムテープの方がよさそうなのになぜなんでしょう?
布テープだけを使わないのはなぜ?
上のように布テープと紙テープ(正式名称はクラフトテープ)とでは違いがあるのはわかったけど、引越しの時はどうやって使い分けたら効率的なのでしょうか?
上の比較を見る限りでは布テープの方がよさそうですが、引越しの時に使うガムテープは引っ越しが終わってしまえばただのゴミです。そこに割高な布テープだけを使うのはもったいないですよね。
布のガムテープとクラフトテープはひとつあたりは布の方がちょっとだけ高いだけで、そんなに値段は変わらないと思うかもしれません。でも、実はクラフトテープは50mに対して布のガムテープは25mしかないって知ってましたか?
大きさ的には同じくらいなので、気づいてない人は多そうですね。
私も最初ぜんぜん気づいていなくて、なんかガムテープの減りが異常に早いと思って、パッケージを見て初めて気づいたんです。買う時は何メートルかなんていちいち確認していませんでした。
つまり、実質布のガムテープはクラフトテープの倍以上の値段ということになります。これが引越しの時に布テープだけを使わない大きな理由です。
布と紙のガムテープの使い分け
実際、私はどうやって布と紙を使い分けているかというと、ほとんど紙で大事なところは布という感じでやっています。
具体的にいうと、本などの重いものを入れるときは布テープで底を十字に貼って、その他は基本的にはクラフトテープを使っています。重いものを入れるダンボールの上を閉じるときもクラフトテープで十分です。
例外として、物の入れ具合なんかでクラフトテープだとうまくくっつかない時もあって、そんな時布テープを使うと簡単にふたをすることができました。
他にもお店からもらってきたダンボールで、ちょうどいいところに文字を書く空白がない時、布テープを貼ってからマジックで文字を書くという使い方をすることもあります。
この使い方で、引っ越しの途中で底が抜けちゃったり、ふたが開いちゃったりというトラブルも特に起こっていないので大丈夫です。
クラフトテープは実際に引っ越し業者におまけでもらえたり、ネット通販で引っ越しのダンボールセットを買ったときについてくるので、それを使えば大丈夫です。
クラフトテープを使う時に便利なもの
クラフトテープを使う時にちょっと不便なのが、手でまっすぐに切れないというところ。手で丁寧にちぎったり、はさみで切ってもいいんですがやっぱりちょっとめんどくさいし時間的にもロスしてしまいます。
それを解決するために使っているのが、このテープカッターです。これは手に持ってそのまま使えるカッターなのでとても便利です。
これがあるかないかで作業効率がかなり変わります。私はニトムズのこのシンプルな形のが一番使いやすくて気に入っています。クラフトテープには必需品です。
ガムテープを使う時の注意点
特に中古のダンボールやお店からもらってきたダンボールを使う時は、もともと貼ってあったガムテープははがしてから使うようにしましょう。
ガムテープをはがすのがめんどくさいと思って、その上からガムテープを貼ってしまうとすぐにはがれてきてしまうので、それだけはやめておきましょう。
それとダンボール以外のものにガムテープを貼るのはやめましょう。引越しの間だけだからといって、仮止めしたつもりでもガムテープって思った以上にはがれにくいものです。
大事なものに張り付いたまま残ってしまうと、本当に悲惨です。仮にはがれたとしてもベタベタが残ってしまい汚くなってしまいます。
養生テープの使い方
もし、仮止めをしたいときは養生テープを使うのがおすすめです。私は白を使っていますが、緑や青の養生テープの方がよく見かけるかもしれません。粘着力が弱いのでベタベタが残らずきれいにはがれます。
プチプチを巻いた後にとめると、ガムテープより簡単にはがれるので引っ越し後の作業がスムーズに進みます。
他には、引っ越しのために一時的に外しておいた部品を袋に入れて止めておく時にも使っています。
外した後に本体に貼っておけば、「あれっ、この部品ってどこに入れたんだっけ?」っていうのがなくなって、余計なストレスにならずに済みます。
電化製品のコードが邪魔な時も、養生テープを貼って仮止めしておけば荷造りが楽になります。
(大型家電は自分で養生テープを貼る必要はありません。引っ越し業者がやってくれるので、そのまま置いておきましょう。)
ちょっと高いのですが、引っ越しには便利なので必ず一つは用意しておきます。
くれぐれもダンボールには使わないようにしてくださいね。粘着力が弱いということは、すぐにはがれてしまうので、ダンボールが崩壊してしまう可能性大ですよ。
まとめ
引越しの布のガムテープと紙テープ(クラフトテープ)の使い分け方法は、ほとんどの場合紙で十分ですが、重いものを入れるときにダンボールの底に貼るのは布というように使い分けるのがおすすめです。
クラフトテープ(紙)を使う時にはテープカッターをおすすめします。作業効率がグンと上がります。
仮止めしたいときは養生テープを使うのが便利です。
テープを使い分けて効率の良い引っ越しをしましょう。